教員向けガイド: コース作成・設定
このガイドでは、Canvas LMSでのコース作成から公開までの手順を詳しく解説します。
目次
コース新規作成
基本情報の入力
コース作成では以下の情報を設定します:
- コース名: 学生が識別しやすい名称を設定
- コースコード: 短縮表記(例: CS101)
- タイムゾーン: 課題期限などに影響
- 開始・終了日: コースの有効期間
初期設定のポイント
重要: コース作成後すぐに公開せず、まずは非公開状態で内容を整えましょう。
推奨設定チェックリスト:
- コース名とコードの設定
- シラバスのアップロード
- ナビゲーションメニューのカスタマイズ
- ホームページの設定(モジュール or カスタムページ)
- 通知設定の確認
公開設定
公開前の確認事項
コースを公開する前に、以下を確認してください:
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| コンテンツ | すべてのモジュール、ページ、課題が準備完了 |
| 日程 | 課題期限、クイズ公開日が適切に設定 |
| 権限 | 学生の閲覧・提出権限が正しく設定 |
| テスト | テストアカウントで学生視点を確認 |
公開手順
- コース設定画面を開く
- 「このコースを公開する」ボタンをクリック
- 学生への通知設定を確認
- 公開を実行
ヒント: 「学生視点で表示」機能を使って、公開前に学生からの見え方を確認できます。
モジュール設計
モジュールとは
モジュールは学習コンテンツを整理するための単位です。週次、テーマ別、章別など、柔軟に構成できます。
効果的なモジュール構成例
モジュール1: イントロダクション
- ページ: コース概要
- ページ: 学習目標
- 課題: 自己紹介
モジュール2: 基礎理論
- ページ: 講義資料
- 外部リンク: 参考動画
- 課題: 理解度チェック
- クイズ: 第1回小テスト
モジュール3: 実践演習
- ページ: 演習手順
- 課題: グループワーク
- ディスカッション: 振り返り
前提条件の設定
モジュールには「前のモジュールを完了してから次へ進む」などの前提条件を設定できます:
- 前のモジュールの完了
- 特定の課題の提出
- クイズで一定以上の得点
課題・小テスト
課題作成の基本
課題の種類:
- オンラインテキスト入力
- ファイルアップロード
- 外部ツール連携
- メディア録音・録画
設定項目:
- 配点
- 期限・利用可能期間
- 提出タイプ
- ルーブリック(評価基準)
クイズ設定
問題形式:
- 多肢選択
- 真偽
- 記述式
- マッチング
- 穴埋め
設定オプション:
- 制限時間
- 受験回数
- 問題のシャッフル
- 正解の表示タイミング
成績・評価
SpeedGrader
SpeedGraderは効率的な採点ツールです:
- 提出物を一覧で確認
- インライン注釈機能
- 音声フィードバック
- 次の学生へ素早く移動
Gradebook(成績簿)
主な機能:
- 全学生の成績を一覧表示
- 重み付け設定
- 成績エクスポート(CSV形式)
- 個別の成績調整
ルーブリック評価
ルーブリックを使用すると:
- 評価基準を明確化
- 一貫した採点
- 学生へのフィードバックが明瞭
コミュニケーション
アナウンス
コース全体への重要な連絡に使用:
- 自動的に学生に通知
- 日時指定での公開可能
- 過去のアナウンスも閲覧可能
メッセージ
Canvas内部のメール機能:
- 個別またはグループへ送信
- コース単位で管理
- 添付ファイル対応
ディスカッション
掲示板形式の議論の場:
- トピックの作成
- スレッド式の返信
- 評価対象にも設定可能
- グループディスカッションにも対応
グループ作成
学生をグループに分けて協働学習:
- 自動グループ分け機能
- グループ課題の設定
- グループ専用のディスカッションスペース
テンプレート・リソース
利用可能なテンプレート
- シラバス雛形: 標準的なシラバス構成
- コース設計チェックリスト: 公開前の確認リスト
- ルーブリック設定例: 様々な課題タイプ向けの評価基準
参考リンク
サポートが必要な場合は、ヘルプデスクまでお問い合わせください。